不妊症・不育症の施術

赤ちゃんのゆりかごが準備できていますか?

.O.Oには不妊症や不育に悩む方々が自然なかたちで妊娠および
出産する力を高める方法があります。
現在、日本における子供を望む夫婦の約25%。
4組に1組が不妊症で悩んでいるといわれます。

産婦人科でも不妊治療が盛んに行われていますが、その成功率は
まだ10~20%といわれ、決して高いとは言えない確率になっています。

何年もクリニックで不妊治療を受けている
なぜ妊娠できないかはっきりした原因がわからない
生理痛や生理不順があり、今後妊娠・出産することが不安
自然なかたちでの妊娠・出産を行いたい  など


H.O.Oには上記のような悩みでなどで施術に来られて、無事妊娠・出産をされた方が多くおられます。

オステオパシーによる不妊施術は、日本ではまだよく知られてはおらず、
またそれを行える施術院自体も少ないのが現状です。
しかしヨーロッパではとても盛んに行われており、その高い効果を立証しています。
日本における婦人科クリニックでの不妊治療の成功率は10~20%といわれるのに対して、オステオパシー治療では全ての症例に対する成功率は20~40%といわれております。

またフランスでは器質的な病気(手術などによるなどによる臓器等の
一部欠損や脳腫瘍などによるホルモン異常など)を除くものに対しての成功率は80%にも及ぶと報告されています。

なぜオステオパシーが不妊症に対し、
ここまで効果を出すことができるのでしょうか?

それは、オステオパシー哲学の中にある身体の考え方にあると思います。
オステオパシーの概念でも述べたように、身体は全てつながって協調しあって働いています。
不妊症は今では一種の病的なものとして捉えられてしまっていますが、出産妊娠・出産も身体が自然の摂理の中で行うシステムのひとつなのです。

そのシステムが正常に働いていれば、妊娠・出産というのはごく自然なかたちでおこるはずです。
つまり、不妊というのはそのシステムが何らかの原因で正常に働かなくなっていることを表していると考えます。

事実、当院に来院されている方々の身体には、必ずうまく機能していないところが存在しています。
例えば内臓器が緊張していたり自律神経が上手く機能していないために低体温であったり、ホルモンの分泌にムラがでていたりします。
また子宮の傾きが異常であったり、卵巣や卵管にねじれなどの問題があったり、背骨の位置がズレていたりすることもよくあります。

オステオパシーの原則に当てはめると
「構造が正しい位置になければ正しい機能は起こらない」
といわれるように、構造的に問題がある器官では正しい機能を発揮できないということです。
実際、その構造的な問題を元の状態に戻してあげることで、わずか数回の施術後「妊娠しました」との報告を受けることもあります。

「何年もホルモン治療を受けていたのに何故ですか?」と聞かれたこともありましたが、いくら妊娠や排卵を促すホルモンを投与しても、
それを受け取る側が機能していなければ全く意味がないのです。
また、受精まではうまくいっていても、着床せず流産になってしまうことや、着床しても胎盤形成が不十分で流産してしまうこともあります。

また、病院で行う不妊治療のゴールが妊娠することに主眼が置かれていることも問題なのかもしれません。

より自然な形の命のリレーを求めるものとしては妊娠することは通過点であり、妊娠して何の問題もなく安心安全な出産が行えて、そして生まれてきた赤ちゃんは元気に育ち、またその次の世代を産み、育てていける。

そんな当たり前の自然現象に戻したい。

それが私の目指すところであり、自然の摂理だと考えています

赤ちゃんのゆりかごは準備できていますか?
と書いたのもつまりはこういう意味なのです。
赤ちゃんのための快適なゆりかごを用意するためには、まずお母さんの身体が健康であることが条件なのです。
オステオパシーには身体を健康に導く理論と技術があります。
ゆえにオステオパシーが不妊症に対し高い効果があると立証されているのだと思います。

健康の先に自然と存在しているものが
妊娠・出産であると考えています。

不妊症は男性側に問題があることや、構造的に修復不可能なものが原因となっていることもあり、オステオパシーが万能であるとは言えません。

また最近では人々をとりまく環境の悪化や食生活の乱れ、社会的ストレスなど様々なものが影響しています。
それらのものが複雑に絡み合い、自然の摂理から外れてしまって、当たり前のことができなくなってきています。

しかし不妊に悩む方々が一人でも多くオステオパシーの恩恵を受け、
妊娠・出産できるよろこびを実感できることが私の希望であり、
共によろこび合いたいと願っております。

現在日本ではオステオパシーは現代医学にとって代わるものではなく
医療の補助的、補完的な代替医療の立場をとっております。
重篤な持病をお持ちの方は医師の治療を受けながら代替的にオステオパシーを
受けていただくことをおすすめします。