喜びの価値観

喜びの価値観

遅ればせながら・・・

明けましておめでとうございます(*^_^*)

新年一発目から重いネタを(笑)

人が日々行動するための原動力のひとつ

でもある「喜び」について少し書いてみ

たいとおもいます

なぜ年明け早々このネタかというと・・

偶然テレビで見た内容が予想以上に上手に

難しい内容を説明していたから!(笑)

そう、単純な理由なのですが、なかなか

おもしろかったのでここでも自分なりに

考えてみたいなと思いました

テレビの番組内容はあの林修先生が高学歴

ニートに授業をする、という内容でした

高学歴なのにニートとなって働かない、

働けない若者たちに話をするのですが

まあ高学歴だけあってそれぞれ言い分

というか理屈は様々でした

~だから仕事が続かない

機会を与えられないから・・・

チャレンジしたいから・・・

などなど。

それに対し、林先生が答えていた内容に

共感する部分が多くありました

先生はこんなグラフを提示してました

できること

やりたくないこと  ⇔  やりたいこと

できないこと

やりたいこと

やりたくないこと

できること

できないこと

この4つを使って自分のタイプを考えてみる

それもとても明確に分かりやすく

そんな内容に思えました

この内容はフワッとした部分を使わずにあく

まで分析していくような内容なのでこれが

正しいともいえませんし、一つのカテゴラ

イズでしかないともおもいます

今の世の中の流行りは

「やりたいことをやりなさい」

「やりたいことでしか自己の実現はない」

「成功するにはチャレンジし続ける事」

など精神的な側面を取り上げる事がおおく

なっているとは思います

特に「やりたいこと」にフォーカスしすぎ

ることに先生は「それどうなの?」と。

多くの人たちはそこまで「やりたいこと」

を持っているものなのか?

そして、その「やりたいこと」は初めから

自分で明確になっているのか?

それに対して

「できること」と

「できないこと」

これは精神論というよりはより現実的なもの

本人の能力やスキルといった比較的目に見え

るもので、本人が望む・望まないに関わらず

有している事もある

例えば先ほどの精神的なものも含めて考えて

みると・・・

やりたいことしてるけど上手くいかない

やりたくないことやってるけど結果が出る

こんなことが起こるということ

先生自体も今の塾講師は別にやりたくなかっ

たし、今でも別にやりたいわけじゃない

ただ、学生時代から塾講師のバイトをするた

びにその塾や生徒からぜひ続けて教えて欲し

い、といわれることがほとんどで、

そこまで言われるならやってみてもいいかな

やりたくなくてもできてしまう自分がいる

それに素直に乗ってやってみると結果が出る、

生徒たちが自分のもとで学び、希望と夢を実

現させていき感謝される

これはとっても喜ばしい事だなと・・・

だからやりたいことに注目しすぎなくても

自分にできる事を周りに言われ望まれてやる

そのなかで初めて楽しさややりがいがみえて

本当のやりたいことも見えてくる

やりたいことをやりたいといいながら継続で

きないのはやりたいことをやることでの喜び

では生きていけないから、もしくはそのやり

たいことでは人生をかけれないからではない

か?

もし、やりたいことができていれば何もいら

ないのであれば、どんなに不遇な状況でも

喜んでいられるはず、そうならないのは、

やりたいことをやって上手くいきたい、成功

したいと思っているから、つまりやりたいこ

とで結果を求めている自分がいるということ

結果を求めるということは社会に必要性を感

じてもらう必要が出てくるということ

そう、つまりはその時代、その時期、タイミ

ングそれらが自分のやりたいことにマッチし

ている必要がでてくる。と。

だから、「やりたいこと」という世界には

「偶然」的要素が多く含まれるということ

やりたくて、そのスキルと技術をもってい

ても世間が受け入れなければ結果が出ない

逆にさほどやりたくなくてもある程度の

スキルがあれば世間が受け入れればある程

度上手くいくこともある

だから「やりたいこと」で上手くいくため

にはこの「偶然」的な要素をどう読むか

「今」なのかそうでないのか

またその「偶然」を待つまでに「できる」

ことをやってみえる世界と喜びを知り

本当の「やりたいこと」に向け「偶然」を

読み、つかむことが大切だと

「やりたいこと」が上手くいくことを「偶然」

とするならば

「できること」をやって上手くいくことは

「必然」だとも

「できること」は本人の能力やスキルなので

できることをやってその結果が出る事は「必然」

その「必然」をどう使うかが大切で、あまりにも

やりたくない嫌なことであればいくら上手くいっ

てもそこに喜びも楽しさもないと思う

でも、そんなに苦痛でもないことで「必然」の結

果のなかに喜び、楽しさを見つける事がある

だから初めから「やりたいこと」だけに目を向け

るのではなく、自分の今「できること」に目を向

け素直にやってみる事で動き出すもの、見えてく

るものがあるのではないか?

そんな感じの内容に思えました。

※かなり私の個人的思考が入っていますが(^^)

この内容はとても面白いと思いました

「やりたいことをやれ!」

「やりたくないことに時間を奪われるな!」

そういった風潮は加速していってもいます

それ自体は正しいのかもしれませんが、

「やりたいこと」「夢」「希望」を支えるもの

は「できること」ですよね?

やりたいけどできない、は話になりません

「ラーメン屋さんがしたい!」

「ラーメンの作り方知らんけど・・」

「でもやり続ける事が大事っていうし!」

「チャレンジって大事だよね!!」

これ、ただの幻想ですよね?

そして、「やりたいこと」には「運」「タイミング」

も必要、その時が来るまでモチベーションを保つの

は「できること」、技術、経験、スキルなのかも

おそらく世の中の成功者、スポーツ選手が

テレビや雑誌で成功の秘訣を聞かれて言う

「あきらめなかったからですね!」

「やりたいことを信じてきたから!」

こんなセリフをそのまま真に受けると大変です

その人たちはすでに成功者で、そこに来るまでに

「必然」を持つことは当たり前にしながら「偶然」

を上手くつかみ取った人であるということを忘れて

はいけません

「やりたいこと」を目指して上手くいってない人の

方がもしかしたら多いのではないでしょうか

「やりたいこと」そこだけに目を向けてしまった結

果、上手くいかず、挫折し、そして諦めて無気力へ

そんな現状を見たことは少なくありません

多くの成功者は初めからやりたいことだけやって

きたわけではありません

今では大きな大企業の社長も、初めは丁稚奉公の

様なところから黙々と学んだ人も多いです

スポーツ選手も毎日技術を磨くことを怠ってはい

ません。それらは「必然」の可能性を広げるため

に必要なことであり、わざわざ人に公言するとこ

ろでもないためにあまり語られないだけ

その「できる」力を持って「やりたいこと」を

あきらめずに続けたから成功したのでしょう

そして、継続性のある成功は「やりたいこと」

と「できること」がいいバランスで合わさった

時に初めて実現するのだとも思います

「やりたいこと」をやっていれば幸せな人も

いるでしょうし、「やりたいこと」をやって

結果が出ないと喜びを感じない人もいるで

しょう。

また「やりたいこと」というよりも「できること」

を社会から求められてそれに応えていくことが喜び

の人もいると思います

自分では気付かなかった自分の能力を発掘してもら

えることもあるし、自分の能力に気付くきっかけに

なることもある。

才能とはそういったことなのかもしれません

まさに、人の喜びの価値観の多面性を考えるいい機

会になったな~と。

今回の内容はちょっと合理性の強いものですから

これが正しいとも思えないし、「やりたいこと」

「すきなこと」が好きな人には面白くないとは思う

これは私のエゴだとは思いますが、昨今の自由とか

やりたいこと、すきなことブームがちょっとね・・

好きなこと、自由にやって人に迷惑をかけたり、

人の犠牲の上に成り立つ自由とかはありえないん

じゃないかな?とも思うし。

「おれ、やったらできるんで!」

の中2病な大人や若者をみると

「やってできてから言って!」

「やったらできるはできない奴が言う言葉や!」

て言いたくなる私はまだまだエゴイスト(笑)

さてそんなエゴな私が今年は何ができて何を

期待されるのか?

楽しんで1年を過ごしたいですね!!

新年早々よくわからんブログですよね。

ここまでお付き合い頂きありがとうございました(*^_^*)

また読んでやってください!!

P.S

好きこそ物の上手なれ、という言葉もあり

ますしやりたいからできるようにもなる

という考えも正しいと思います

やり続ければできるようになるのはスキル

の話で、それが上手くいく=成功するとは

また別の話だと・・・